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骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症の治療骨粗鬆症

骨粗鬆症は骨がもろくなり折れやすくなる病気です。多くの人は骨折をした後の検査で実は骨がもろくなっていると見つかることが多いのですが、骨粗鬆症はきちんと検査を受ければ骨折を起こす前に治療が可能で、将来の骨折や寝たきりの危険性を減らすことができます。

原因

特に女性は女性ホルモンの減少にともない急速に骨の密度が減り、骨粗鬆症になりやすくなります。そのため閉経後の女性は1年に1回、骨粗鬆症の検査を行うことが勧められています。骨の減り方が早い人は、間隔を短くして定期的に検査を行います。

検査と治療方針

骨粗鬆症の検査や治療にはガイドラインが確立しており、当院でもガイドラインに則った流れで検査・治療を行っています。

例えば脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折があると骨粗鬆症と診断されます。脆弱性骨折とは骨がもろくなったことが原因でできる骨折で、丈夫な骨であれば骨折にならない、歩くといった動作や軽い転倒で起きる骨折です。場合によっては、体の重みだけで背骨が押しつぶされることもあります。最近コマーシャルで言われている「いつのまにか骨折」はこの脆弱性骨折を指しています。

また、骨密度の検査値がYAMの70%未満であった場合も骨粗鬆症と診断されます。骨密度はレントゲンや超音波を用いて腰椎や前腕骨・大腿骨で行います。時間は数分で終わり、検査で痛みを伴うことはありません。20歳~44歳の骨密度の平均値をYAMといい、YAMと比較してどのくらい骨の密度があるかを表現した値が出ます。例えばYAM90%は若い人と比較して90%の密度、YAM80%は若い人と比較して80%の密度ということになるので、数字が低ければ低いほど骨の密度が低く、骨折しやすいということになります。骨粗鬆症の診断はYAM70%未満ですが、YAM70~80%の人は骨量減少と呼ばれ、骨粗鬆症の予備軍と考えられます。

骨粗鬆症の治療には以下のような薬があります。

  • 骨を作るのに必要なカルシウムやビタミンD
  • カルシウムを調整するホルモンである副甲状腺ホルモン
  • 骨を壊す細胞の働きを抑えるビスホスホネート薬の内服やカルシトニン薬・デノスマブ薬の注射
  • 閉経に伴う骨粗鬆症には女性ホルモンの補充

内服は毎日服用するものから週1回、月1回のものもあります。内服薬以外に注射で投与する薬もあります。自宅で注射できるものもありますので、通院回数を少なくすることもできます。

どの薬が適しているかは、どのようなタイプの骨粗鬆症かによって異なりますので、気になる方は是非受診して下さい。

骨粗鬆症そのものは痛くありません。ですから骨折を起こして初めて気づくことが多いのですが、痛くないから骨粗鬆症ではない、とは言えないのです。そのためには症状が無くてもきちんと検査を受けることが重要です。

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